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共同通信
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自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、市民団体「自民党ウラガネ・脱税を許さない会」は1日、安倍派の実力者「5人組」ら幹部議員7人と、政治資金規正法違反の罪で立件された議員や元議員3人が派閥からの還流分を所得として計上せず脱税したとして、所得税法違反疑いの告発状を東京地検に提出した。
許さない会は都内で記者会見し、賛同する元官僚の古賀茂明氏が「国民や零細事業者が非常に厳しく徴税される一方、政治家だけが許されるというおかしな運用が行われている」と指摘した。
告発対象は、松野博一前官房長官、高木毅前国対委員長、西村康稔前経済産業相、世耕弘成前参院幹事長、萩生田光一前政調会長ら。