復活する金融街 注目のレストランが続々登場

 4日付のメトロ・ニューヨークによると、マンハッタン区の金融街では、レストランが新たに続々とオープンし、話題になっているという。
 「バルサザール」や「ミネッタ・タバーン」などの老舗を手掛けるレストラン経営者、キース・マクナリー氏のレストラン「オーガスティン」が、同区のビークマンホテル内にオープンした。このほかにも、オープン直後から話題沸騰の同ホテル内は、高級米国料理店「クラフト」を経営するトム・コリッチオ氏が「フォーラー&ウェルズ」を構えている。
 また、同ホテルの近くには人気日本料理店「モリモト」などのレストランを経営するステファン・スター氏が今年の夏に高級フランス料理店「ル・クク」をオープンさせるなどして、一流店を経営する“目利き”たちが相次いで出店させている。
 オーガスティンは、アールデコ調の内装が特徴の高級フランス料理店で、29日からはランチを開始、来月3日からはブランチを、そして来年1月には朝食メニューも楽しめるようになるという。
 同地域は、2012年に米東部を襲ったハリケーン・サンディの被害の爪痕が色濃く残っていたが、昨今モールなども開店して明るさを取り戻している。今度は食シーンに注目だ。

Ken Lund

Ken Lund