日米ソーシャルサービス(JASSI)は10月20日、マンハッタン区のイェールクラブで創立35周年記念ベネフィットディナーを開催し、135人が出席した。
JASSIは1981年の設立以来、生活習慣や観念が異なる米国で文化や習慣に配慮した福祉サービスを無償で日系社会に提供している。サービスの1つ、ホットラインには年間4千件以上もの相談が寄せられ、日系社会の「駆け込み寺」としての機能や在米日本人のセーフティーネットとしての役割を果たしている。
当日は荒木さやか理事と中曜子ディレクターが活動報告を行い、在ニューヨーク日本国総領事館の髙橋礼一郎総領事・大使が代表でスピーチし、感謝の言葉を述べた。参加者はサイレントオークションや、バイオリニストの大曲翔さんとピアニストの浅沼里香子さんによる演奏を楽しんだ。
毎年ベネフィットディナーに商品を寄付しているミキモトや、ギフト券を20年以上にわたりJASSIを通して人々に寄付しているサンライズマートにアワードが贈られた。