優位の国防相、低姿勢に

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共同通信
インドネシア大統領選の候補者討論会で発言するプラボウォ国防相=4日、ジャカルタ(AP=共同)

 【ジャカルタ共同】14日投開票のインドネシア大統領選に向け、出馬した3人による最後の候補者討論会が4日、首都ジャカルタで開かれた。世論調査で首位のプラボウォ国防相(72)は、声を荒らげたこれまでの討論会と対照的に、ライバルに賛辞を贈り、低姿勢な言動を印象づけた。

 プラボウォ氏はほかの候補の答弁を「良い回答だ」「私も賛成だ」と度々肯定。「私を信用しない人を含め、全てのインドネシア人のための大統領になる」と語った。

 政策面では「家を持たない人々のため300万戸を建設する」と低所得者にアピール。ライバルの中ジャワ州のガンジャル前知事(55)が公約とする「インターネット無料化」を自身も行うと表明した。