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共同通信
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蒸留酒ジンの2023年国内出荷量が前年比13.4%増の498万リットルと大幅に伸び、5年前の18年(127万リットル)に比べると約3.9倍になったことが7日、日本洋酒酒造組合(東京)の調査で分かった。高まる需要を取り込もうと、サントリーは大阪工場(大阪市)への55億円の設備投資を同日発表した。アサヒビールも缶入り商品を4月に投入して強化する。
ジンはソーダで割って食事に合わせるのが人気で、身近なお酒になりつつあるという。地元の素材を使ったクラフトジンを手がける京都蒸溜所(京都市)などジン製造は全国に広がっており、輸出も増加傾向にある。