ガーシー被告に懲役4年求刑

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共同通信
ガーシー被告

 俳優らを動画投稿サイトでの暴露投稿で脅迫したなどとして、暴力行為法違反(常習的脅迫)など五つの罪に問われた元参院議員ガーシー(本名・東谷義和)被告(52)の論告求刑公判が8日、東京地裁で開かれ、検察側は懲役4年を求刑した。

 昨年9月の初公判で、起訴内容について「間違いありません」と述べて謝罪。弁護側は脅迫行為に関し「常習性は認められない」としていた。

 起訴状によると、2022年2~9月、ユーチューブなどの動画投稿サイトで俳優綾野剛さん(42)ら4人を脅迫したなどとされる。昨年2月には、綾野さんら2人の告訴状を取り下げさせようと考え、脅したとしている。

 被告は22年7月の参院選比例代表で旧NHK党から初当選。一度も登院せず昨年3月に参院本会議で除名された。滞在先のアラブ首長国連邦(UAE)から同6月に帰国し、警視庁に逮捕された。