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共同通信
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ロシア中央選挙管理委員会は8日、3月のロシア大統領選にウクライナ侵攻に反対の立場で立候補を目指したナデジディン元下院議員が必要数の有効署名を集めていないとして、候補者登録を拒否した。
選挙は通算5選を目指し無所属で立候補した現職プーチン大統領の勝利が確実視される。ナデジディン氏が失格になれば選挙戦で反戦を訴える候補はいなくなる。ナデジディン氏側は最高裁判所に提訴するとしている。
立候補には中央選管が10万人の署名を有効と認める必要があった。ナデジディン氏の陣営は10万5千人分の署名を提出。選管は6万人分のサンプル審査で9千人分余りに不備があったとし、失格を勧告していた。