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共同通信
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三重県鈴鹿市のアパートの一室で住人のアルバイト近藤康夫さん=当時(77)=が殺害され、現金を奪われた事件で、県警に強盗殺人容疑などで逮捕された無職美崎芳一容疑者(27)は、近藤さんからの借金があり、2人の間でトラブルになっていたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。県警は殺害に至った経緯を慎重に調べている。
捜査関係者によると、美崎容疑者は昨年12月中旬ごろまで同じアパートに住んでいた。近藤さんは借金について「返してもらえない」と周囲に話していたという。美崎容疑者はアパートの他の住人らにも金の無心をしていたとみられる。
近藤さんの遺体の首には、黒色の長袖シャツが巻き付いていた。