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共同通信
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【北京共同】中国は10日、春節(旧正月)を迎えた。今年の干支は辰で街中が竜の飾り物であふれた。習近平国家主席は共産党・政府が8日開いた春節行事で「竜は中華民族のシンボルで勇猛な気概と強大な力を備えている」と演説。今年も「強国建設と民族復興」を推進する決意を示した。
大型連休は10~17日の8日間。中国政府は春節前後の40日間に旅行や帰省で延べ約90億人の大移動を予想。消費拡大による経済好転を期待する一方、新型コロナウイルスの感染拡大を警戒する。海外旅行先の人気上位には日本の都市が並んだ。
北京市中心部の竜潭公園では10日、伝統的な縁日「廟会」が行われ、訪れた市民でごった返した。