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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナの重要インフラをロシアの攻撃から防護するため、日本が支援する資材の供与式が10日、首都キーウ(キエフ)近郊で行われた。「ソイルアーマー」と呼ばれる日本製の土のうで、日本では土砂崩れなどの災害現場で活用されてきた。ミサイルや無人機が近くに落下した場合、被害を減らす緩衝材としての役割を果たす。
1~2メートル四方の金属製の箱に土を入れて使用する。国際協力機構(JICA)がウクライナ政府を通じ1800個を現地のガス会社に引き渡した。前線に近い東部や南部のガス貯蔵施設などの周辺に設置されるという。