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共同通信
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【キーウ共同】米シンクタンクの戦争研究所は11日の戦況分析で、ロシア軍がウクライナ東部ドネツク州の占領地内で、貨物列車の車両の列を約30キロにわたって築いたと指摘した。2100両以上を同州オレニフカからボルノバハの間に設置した。ウクライナ軍に攻め込まれた際、防壁として使うとみている。
車両の列から前線まで最も近い場所で約6キロという。昨年7月に車両を連ね始め「皇帝列車」と呼ばれているとの情報もある。
ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、シルスキー軍総司令官の就任後初めて、シルスキー氏らと会議を開いたと通信アプリに投稿した。兵力増強を目指す方針を確認したという。