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共同通信
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石川県加賀市は13日、3月16日の北陸新幹線金沢―敦賀間延伸開業による観光客増を見据え、一般ドライバーが自家用車で乗客を有償で運ぶ取り組みを3月上旬から始めると発表した。交通が不便な地域で現在認められている既存の「自家用有償旅客運送」制度を活用。4月から新たに解禁される「ライドシェア」とは異なる。
ドライバーへの指導など運行管理はタクシー事業者が担い、予約は米配車大手ウ―バー・テクノロジーズのアプリを使用。日中は、新幹線が停車する加賀温泉駅と市内観光地の間を走り、タクシーの運行台数が少ない夜間帯は市内全域で利用できるようにする。市内で50台の確保を目指す。