次期戦闘機輸出へルール変更を

Published by
共同通信
インタビューに答える英国のロングボトム駐日大使

 英国のロングボトム駐日大使は13日、日英伊が共同開発する次期戦闘機の第三国輸出を巡り「日本が防衛装備品の輸出ルールの変更を近く実現することが重要だ」と述べ、早期の輸出解禁に向けた取り組みを求めた。東京都内で共同通信と単独会見した。

 ロングボトム氏は、第三国輸出の容認は日本にとって「新たな一歩だ」と指摘。与党協議が滞っている日本の現状に懸念を示し「(日英伊の)対等なパートナーシップに関わる」と述べた。

 日本の現行制度は他国と共同開発する防衛装備品の第三国輸出を認めていない。ロングボトム氏は、協議に時間がかかっていることに「国民への説明が必要だ」と理解も示した。