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共同通信
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静岡県湖西市新居町の浜名湖で、通信制高校に通う斉藤宇川さん(17)の遺体が見つかった事件で、体に残っていた複数のあざは、斉藤さんが自宅を出た4日夜以降にできたとみられることが14日、捜査関係者への取材で分かった。
あざは、殴られた痕のような皮下出血で、湖西署捜査本部は、斉藤さんが殴られた後に溺死させられた可能性もあるとみて、死亡に至った経緯を慎重に調べている。
捜査関係者によると、斉藤さんは4日午後7時ごろ家族に「遊びに行く」と言って自宅を出た後、5日未明に浜松市内の知人宅にいたことが確認されている。4日時点で斉藤さんの家族は、あざを把握していなかったとみられる。