Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】米国防総省は13日、オースティン国防長官がワシントン近郊のウォルター・リード軍医療センターから退院したと発表した。ヒックス副長官が代行していた職務も再開した。ぼうこうに症状が現れて11日に入院していた。
今週後半に国防総省に復帰するが、それまでは自宅療養しながら遠隔で職務をこなす。軍医療センターは声明で、経過は順調で完全な回復が見込まれるとした。オースティン氏は昨年12月に前立腺がんの手術を受けたが、ぼうこうの症状はがんとは関係がないと説明した。
オースティン氏は今年1月にも入院した。その際に事実関係が直ちにバイデン大統領らに伝えられず、危機管理の在り方が問題視された。