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共同通信
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ウクライナ侵攻に反対するロシアの改革派野党ヤブロコのルイバコフ代表が13日、モスクワの党本部で共同通信と会見し、犠牲の拡大を止めて核戦争を回避するために、できるだけ早く停戦すべきだと訴えた。
今月24日の侵攻開始2年を前に取材に応じたルイバコフ氏は、交戦を「今後何十年も影響を残す大きな悲劇」とし「どれほど多くの犠牲者が出たかも分からない。恐ろしいのは膨大な犠牲に慣れてしまうことだ」と指摘。「人命より大切なものなどない」と強調した。
「核保有国を戦場で敗北させることは不可能だ」と述べ、欧米の対ウクライナ支援はプーチン政権の国内締め付けを強化させ、改革を遠のかせるとの見方を示した。