ロシア宇宙攻撃「潜在能力情報」

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共同通信
ブリンケン米国務長官(ロイター=共同)

 ブリンケン米国務長官は15日、アルバニアの首都ティラナで記者会見し、ロシアが宇宙空間で人工衛星を攻撃する可能性に関するとみられる機密情報について「とても深刻に捉えている」と述べた。「潜在的な能力」に関する情報だとし、同盟国と対応を協議していると話した。具体的内容には触れなかった。

 米下院情報特別委員会のターナー委員長(共和党)は14日「国家安全保障上の深刻な脅威」に関する情報があると警告、関連情報の機密解除をバイデン大統領に求める異例の声明を出した。ABCテレビは、ロシアが核兵器を宇宙空間で人工衛星に対して使う可能性を指摘する機密情報だと伝えていた。