Published by
共同通信
共同通信
16日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。上げ幅は一時700円を超え、取引時間中としてバブル経済期の1990年1月以来、約34年ぶりの高値を付けた。前日の米国株高の流れを引き継ぎ半導体関連株が買われ、一時89年に付けた終値の過去最高値に迫った。その後は当面の利益を確定するための売り注文が出た。
午前終値は前日終値比347円95銭高の3万8505円89銭。東証株価指数(TOPIX)は32.68ポイント高の2624.53。
前日の米国市場では米連邦準備制度理事会による早期利下げ期待の高まりを背景にダウ工業株30種平均が上昇、東京市場にもこの流れが波及した。