Published by
共同通信
共同通信
能登半島地震による被害で避難生活が続く石川県珠洲市に、ペットの同伴を希望する人向けの避難所が開設されている。15世帯ほどの受け入れが可能で、利用者でなくてもペットフードやトイレ用の砂など支援物資を受け取ることができる。16日現在、5世帯10人が愛犬や愛猫と暮らす。
飯田公民館の室内に避難用テントを並べ、中に段ボール製のベッドとペット用ケージを設置した。愛犬マルと身を寄せる八木一代さん(51)は「マルと一緒に暖かい場所で寝ることができてうれしい」と笑顔。地震直後は市内の小学校に避難していたが、周囲に気を使い、校舎や体育館の玄関で寝泊まりしたという。