25日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、24日に行われたメーシーズ・サンクスギビングデー・パレードで、ニューヨーク市警察(NYPD)の警官が、ガールフレンドにプロポーズして話題をさらった。
イラクに2度派遣されて従軍したヒーローで、陸軍予備兵でもあるアンドリュー・ドッシさん(32)は2015年1月、強盗が撃った銃の弾を左腕と腰に受け、11日間の入院を余儀なくされた。医者から回復には時間がかかると言われたが、リハビリに励んで早々に現役復帰を果たし、現在はNYPD諜報部門に属している。
前妻との間に生まれた10歳の娘や同僚が見守る中、 婚約指輪を出して突然ひざまずいたドッシさんが、ガールフレンドに結婚を申し込むと、答えは「イエス」。この様子は、NYPDのツイッターに投稿され、瞬く間に広がった。ドッシさんの姉、テニーレさんは、「ここまで来るのに長い道のりだった。日々の努力が報われてうれしい」と、満面の笑みを浮かべた。
今年のパレードには、約350万の見物人が詰め掛けたという。厳戒態勢が敷かれ、3千人の警官に加え、83台の大型トラックが2.5マイル(約4キロメートル)の沿道を警備した。