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共同通信
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【ミュンヘン共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、訪問先のドイツ南部ミュンヘンでハリス米副大統領と会談した。ロシア軍の攻勢でウクライナ軍が東部ドネツク州の要衝アブデーフカからの撤退を表明する中、米国の支援継続を訴えた。
バイデン民主党政権は議会に対し、ウクライナへの支援約600億ドル(約9兆円)を含む緊急予算案の承認を求め、上院は超党派で可決した。下院は多数派の共和党が反対し、通過するかどうか不透明な状況が続いている。
ウクライナのクレバ外相も17日、ミュンヘンでブリンケン米国務長官と会談し、弾薬や防空システム、長距離兵器が「最も差し迫った問題だ」と強調した。