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共同通信
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【バンコク共同】汚職罪などで実刑を言い渡されていたタイのタクシン元首相(74)が18日、入院していた首都バンコクの警察病院を車で後にした。地元メディアは、タクシン氏が仮釈放されたと伝えた。法務省の委員会が、年齢や健康状態が仮釈放の条件に合致すると認めていた。
車は18日早朝に病院敷地内を出た。地元メディアによると、バンコク市内の自宅に移った。
タクシン氏は昨年8月に国外逃亡先から帰国。首相在任中の汚職罪などで計8年の刑期を言い渡され、昨年9月に国王の恩赦で1年に短縮されていた。高血圧などを理由に入院して実質的にはほとんど収監されておらず、一部に「特別扱い」との批判もある。