百十四銀行頭取に森氏、高松市

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共同通信
頭取への昇格が決まり、記者会見する百十四銀行の森匡史取締役常務執行役員=19日午後、高松市

 高松市に本店がある百十四銀行は19日、森匡史取締役常務執行役員(57)が頭取に昇格する人事を発表した。綾田裕次郎頭取(64)は代表権のない会長に就く。4月1日付。世代交代を進め、改革を進める。

 高松市で記者会見した森氏は「人材力を底上げし、顧客の満足度を高めていきたい」と抱負を述べた。地方銀行との再編は「考えていない」としつつ、「部分部分での提携はあるだろう」との考えを示した。

 森 匡史氏(もり・まさし)慶大卒。89年百十四銀行。常務執行役員などを経て22年6月から取締役常務執行役員。香川県出身。