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共同通信
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【ドーハ、バンコク共同】イスラム主義組織タリバンが政権を握るアフガニスタンへの国際関与を目指し、国連主催の会議がカタールの首都ドーハで18~19日に開かれた。タリバン暫定政権はアフガンの市民団体や女性組織の出席に反発し、欠席の意向を表明。国連のアフガン特使選出も主要議題だが、協議は難航したもようだ。
会議は非公開で、昨年に続き2回目。日米欧に加え、地域での影響力を強める中国とロシア、さらにパキスタンやイランなど周辺国を含め計25カ国と3機構が招かれた。
タリバン側はメディア向けの声明で「全ての協議への完全な参加が認められていない」と主張し、会議には出席しないと表明した。