Published by
共同通信
共同通信
【ジュネーブ共同】国連人権理事会が任命した特別報告者らは19日、パレスチナ自治区ガザやヨルダン川西岸で、パレスチナ人女性への悲惨な人権侵害が続いているとして懸念を示した。イスラエル軍や関連勢力の関与を指摘し「性暴力を含めた恥ずべき虐待や拷問」をやめるようイスラエル政府に求めた。
人権問題の専門家である特別報告者は国連職員や国の代表ではなく、独立した個人の資格で調査して人権理に報告する。
特別報告者らが集めた情報によると、イスラエルとハマスが戦闘を始めた昨年10月以降、何百人もの女性や少女が不当に拘束された。食事も与えられずおりに閉じ込められたり、拘束中にレイプされたりしたケースがあった。