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共同通信
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不同意性交などの疑いで逮捕、起訴された中国四国管区警察局の警視正岩本幸一被告(58)が、広島中央署での勾留中に死亡し、自殺を図ったとみられることについて、松村祥史国家公安委員長は20日の閣議後記者会見で「誠に遺憾だ」と述べた。
松村氏は、2022年9月にあった大阪府警の留置施設での容疑者自殺を受け、警察庁が全国の警察に対策を指示していたと説明。広島県警が今回の事案を調査しているとした上で「留置管理業務の徹底を図るよう、警察を指導していきたい」と話した。
県警によると、岩本被告は2月17日夜、留置場の居室にあるトイレで、ももひきを首にかけて座った状態で署員に発見された。