介護現場の負担減へ、新商品続々

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共同通信
寝たまま体を洗えるシャワー「スイトルボディ」。お湯や洗剤を噴射してすぐに吸引するため布団をぬらさず使用できる

 介護現場の負担を減らそうと新サービスや商品の開発が進んでいる。紙おむつ大手が個々の利用者に最適なおむつ提案サービスを開始。「寝たまま体が洗えるシャワー」を、ベンチャー企業が今春発売する。人手不足が深刻化する中、企業も技術やアイデアで支援している。

 大人用紙おむつメーカーのリブドゥコーポレーション(大阪市)は、おむつの適切なサイズや機能を提案して選定するサービス「おむピタ」を始めた。体形や症状を聞き取り、サイズや機能が違う50種類以上の商品から選定する。

 家電ベンチャーのシリウス(東京)は、ベッドで寝たまま体を洗えるシャワー「スイトルボディ」を主に介護や医療施設向けに販売する。