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共同通信
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【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補指名を争うヘイリー元国連大使は20日、地元の南部サウスカロライナ州で24日に実施される党予備選で敗北しても撤退しないと表明した。指名争いはトランプ前大統領が独走しているが、各州の予備選・党員集会が集中する3月5日の天王山スーパーチューズデーを見据え、強まる撤退圧力に屈しない姿勢を鮮明にした。
サウスカロライナ州知事も務めたヘイリー氏は同州での集会で、トランプ氏に大差をつけられていることを認めた上で、有権者の多くはトランプ氏とバイデン大統領の本選を望んでいないと改めて指摘。「撤退を拒否する。25日もまだ候補者であり続ける」と語った。