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共同通信
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2023年に懲戒処分を受けた全国の警察官や警察職員は、前年より10人少ない266人だったことが22日、警察庁のまとめで分かった。飲酒中または飲酒後に処分対象事案を起こしたのは前年より30人多い66人とほぼ倍増。23年5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移り、酒席が増えたことも背景にあるとみられる。
逮捕者は前年比4人増の61人だった。処分理由別で最も多かったのは、セクハラを含む「異性関係」で前年比4人減の89人、「窃盗・詐欺・横領等」が18人増の58人、「交通事故・違反」が19人増の48人と続いた。
都道府県別では、愛知の21人が最も多く、次いで千葉、大阪の19人、警視庁が17人だった。