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共同通信
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ロシアのプーチン大統領は23日、戦略核兵器を含めた軍備の充実が「自由で独立したロシア発展の保証となる」と述べ、ウクライナ侵攻で対立を深める欧米などを念頭に、軍事力増強を進める考えを示した。軍関係者の祝日「祖国防衛者の日」に合わせた映像メッセージで表明した。
プーチン氏は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)など戦略核兵器の95%が最新型に更新され、うち潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)についてはほぼ100%を更新したと指摘した。
最新の戦略原潜が昨年末に就航し、「ここ数日でも」4機の核兵器搭載可能な長距離戦略爆撃機ツポレフ160Mが軍に引き渡されたとし、核戦力の向上を強調した。