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共同通信
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【シンガポール共同】中国国有企業、中国商用飛行機(COMAC)は24日までに、シンガポールで開催中の航空展示会「シンガポール・エアショー」にジェット旅客機「C919」を出展した。海外での実機の展示は初めて。欧米に対抗しアジアの航空会社へ売り込みを図りたい考えだ。
C919は中国初の国産中型ジェット旅客機で、2023年5月に中国東方航空が国内で運航開始した。現在、中国国内で4機が運用されており、飛行実績を積んでいる。客席数は最大192席で航続距離は約5555キロという。
広報担当者は容易ではないとしつつも「海外市場にトライしたい」と話した。