Published by
共同通信
共同通信
【キーウ共同】ウクライナ国防省情報総局は23日、アゾフ海上空でロシア軍のA50空中警戒管制機を撃墜したと通信アプリで明らかにした。A50は空域を監視し、制空権の確保に極めて重要な役割を果たす。ウクライナ軍は1月中旬にも撃墜したと発表しており、事実ならロシア軍にとって大きな損失となる。
情報総局によると、A50はアゾフ海沿岸のロシア南部クラスノダール地方エイスク周辺で急に速度を失い、下降した。ウクライナメディアは当局者の話として、旧式で長射程の地対空ミサイルで撃墜したと伝えた。
一方でロシアの複数の軍事ブロガーは、A50がロシアの防空システムに誤って撃墜された可能性を指摘した。