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共同通信
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太平洋戦争末期に朝鮮半島から日本の工場へ動員された朝鮮女子勤労挺身隊の歴史を継承しようと、日本のアマチュア劇団員ら市民約30人が24日、韓国南西部・光州で演劇を披露した。元挺身隊員の動員時や戦後の苦悩、日本と韓国で支援者らと共に裁判闘争する過程を描いた。日本語で演じ、韓国語字幕を表示した。約500人の観衆が盛大な拍手を送った。
観劇した光州の中学3年生、姜ソ賢さん(14)は、挺身隊問題を知らなかったという。「幼い時にとてもつらい経験をしていたのが悲しい。日本人の演劇だったことで、いっそう感銘を受けた」と話した。(光州共同)