ニューヨーク育英学園全日制(ニュージャージー州イングルウッドクリフス)小学部では8日、2017年度児童会役員選挙が行われた。
12月に入り、6年生が選挙管理委員会(委員長、6年福増慧斗さん)となり、選挙公示をして、立候補受付が始まった。会長候補には5年生から2人、副会長候補には5年生と4年生から各1人が届け出をした。ポスター掲示に始まり、1、2年生を回って、「こんな学園にしたい」という自分の思いを下級生に説明。後日3年生以上が参加し、各候補の立会演説会と投票が行なわれた。
演説会で会長候補の5年生石ヶ原ジュリアンさんは、メリハリある生活をテーマに掲げ、学園に対する思いを訴えた。また、副会長候補の5年生岡田祐さんは、これまでの委員会で培った経験を基に熱弁をふるった。
投票ではどの児童も自分の1票の重みを感じ、真剣な表情で票を投じた。選挙結果は朝会で発表された。新年度役員は1月に任命を受け、活動を始めていく。
同学園では、小学部で児童会(現会長、6年池上結さん)を組織し、学園生活の充実を図るために、委員会活動や寄付活動など、児童の自主的な活動が行われている。