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共同通信
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神奈川県厚木市の東名高速道路で2022年11月、大型トラックの追突を発端に4人が死亡した多重事故で、県警が自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで、大型トラックの平山佳生運転手=当時(61)、広島市=を容疑者死亡のまま書類送検したことが27日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、車内に搭載されたシステムで大型トラックの走行記録を解析した結果、衝突時には80~90キロの速度が出ており、何らかの理由で運転手が前方を注視していなかったと判断した。
事故直前か事故時にブレーキが作動した形跡はあったが、渋滞で前方に止まっていた乗用車は大破した。
書類送検は23年10月3日付。