Published by
共同通信
共同通信
ホンダは28日、日本と北米で年内に発売する予定の燃料電池車(FCV)「CR―V e:FCEV」を東京都内で世界初公開した。FCVは水素と酸素の化学反応で発電し、モーターを回して走る仕組みだが、水素を充填する拠点の不足が普及を阻む要因となっている。ホンダは国内企業で初めて家庭で充電できるプラグイン機能を搭載し、利便性を高めた。
ホンダは世界で販売する全ての新車を2040年までに電気自動車(EV)やFCVにする「脱エンジン」戦略を掲げており、電動化に拍車をかけたい考えだ。新型CR―Vは、東京ビッグサイトで開幕した「H2&FC EXPO 水素・燃料電池展」で披露した。