Published by
共同通信
共同通信
【ロンドン共同】ノルウェー・ノーベル研究所(オスロ)は28日、今年のノーベル平和賞の候補として、196の個人と89の組織、計285件の推薦を受理したと発表した。候補は50年間非公開だが、戦闘が続くパレスチナ自治区ガザで活動する国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)などが候補として伝えられている。受賞者は10月11日に発表される。
一方、受賞者予想で知られるオスロの国際平和研究所は、UNRWAを含む有力候補の一覧を発表した。UNRWAの活動は、ガザでの人道的な惨事を回避するための「絶対的な基盤」であり、同機関とラザリニ事務局長が受賞すれば強いメッセージになるとした。