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共同通信
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自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた1日の衆院政治倫理審査会に、安倍派で事務総長を務めた西村康稔前経済産業相が出席した。政治資金収支報告書への不記載を陳謝する一方、「閣内にいた」「忙しかった」と言い訳の言葉を並べ、いったん中止になった還流が再開された経緯など、問題の核心を語ることはなかった。
西村氏は冒頭、手元の書面を読みながら「反省をしている」と頭を下げたが、その後は還流や不記載を「知らなかった」と繰り返した。事務総長の仕事は若手議員の政治活動の支援などにとどまり、会計には関わらないと断言した。