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共同通信
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能登半島地震の発生から2カ月となった1日、石川県内の被災各地では、発生時刻の午後4時10分に合わせ追悼の祈りがささげられた。災害関連死15人を含む241人が犠牲になった大規模災害は教育現場にも影響を与え、校舎の損壊などにより代替施設で卒業式をした高校もあった。いまだ多くの被災者が不自由な避難生活を強いられる中、日常を取り戻すための復旧が急務となっている。
石川県立の全日制39校と定時制5校の高校で同日、一斉に卒業式があった。深刻な被害が出た珠洲市の飯田高は体育館が損壊したため、代わりに市の多目的ホールで開催した。