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共同通信
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2025年に卒業予定の大学生らを対象とした新卒採用の会社説明会が1日解禁され、就職活動が本格的に始まった。学生優位の「売り手市場」で激しい人材獲得競争が見込まれる中、初任給を上げる意向を示す企業が相次ぐ。応募書類の作成などに生成人工知能(AI)を容認する動きもある。学生は、福利厚生や働きやすさも重視し、企業選びを進める。
就職情報会社マイナビが2月に実施した調査では、初任給の「引き上げ予定あり」とした企業は47.2%に上る。「学生へのアピールや、会社に定着してもらう狙いがあるのだろう」と分析した。