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共同通信
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【ロンドン共同】フライト前に「体重測定」にご協力を―。北欧フィンランドの航空会社フィンエアーは、ヘルシンキ空港を出発する便の乗客に対し、体重や手荷物の重さを自主的に測定してもらう取り組みを発表した。航空機には安全航行のために積載できる重量に上限が定められており、得られたデータは、より正確な数値を算出するために使うという。
重量のほか年齢や性別、座席クラスといった必要最小限のデータを記録し、個人が特定できないように配慮して処理する。フィンエアーは「乗客の名前や予約番号は尋ねない。総重量を確認できるのは測定所にいる担当者だけだ」と説明し、幅広い協力を求めている。