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共同通信
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中部地区のガス契約で独禁法(不当な取引制限)に違反する恐れがある行為をしたとして、公正取引委員会から警告を受けた東邦ガスの増田信之社長は4日、名古屋市内で記者会見し「関係者には多大なる心配、迷惑をかけていることをおわび申し上げる」と謝罪した。
責任の所在を明確にするため、役員報酬について、冨成義郎会長が月額報酬の30%を6カ月間、増田社長が30%を3カ月間にわたり自主返上するとした。
中部電力なども同日「このような警告などを受けることがないよう、コンプライアンスのさらなる徹底に努める」などと謝罪のコメントを出した。