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共同通信
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【ニューヨーク、エルサレム共同】国連のパッテン事務総長特別代表は4日、昨年10月のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲で、性的暴行があったと裏付ける情報を確認したと発表した。一方、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリニ事務局長は4日、パレスチナ自治区ガザの住民からイスラエル当局に拘束中に虐待されたとの報告が相次いでいると指摘した。
3日にエジプトの首都カイロで始まったガザ休戦交渉は4日も続行。ハマス側は仲介役のエジプトやカタール、米政府関係者と協議したが、イスラエルはハマスが人質の生存者リスト提供を拒否したとして代表団派遣を見送った。