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共同通信
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【エルサレム共同】ロイター通信は6日、パレスチナ自治区ガザを巡るイスラエルとイスラム組織ハマスの休戦交渉が6日、行き詰まったと報じた。米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版によると、米国などは短期の戦闘休止を提案した。10日ごろからのイスラム教のラマダン(断食月)前の合意が期待されるが、先行きは不透明だ。
ガザ保健当局によると、戦闘によるガザ側の死者は3万717人。戦闘が7日で開始から5カ月となる中、人道危機への懸念も深まっている。ウォールストリート・ジャーナルは、エジプト当局者の話として、短期の戦闘休止案は、より長期の休戦に向けて時間を稼ぐためだと報じた。