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共同通信
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覚醒剤計5.7キロ(末端価格約3億5千万円)をイスラエルから密輸したとして、警視庁や岡山県警などの合同捜査本部は7日までに、覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで、ナイジェリア国籍の無職エボ・ジェレマイヤ容疑者(56)=住所不定=を逮捕した。東京・歌舞伎町を拠点とし、ナイジェリア人密輸グループのトップとみている。
警視庁によると、グループ側は、フランス人を装って30代女性と2021年から通信アプリでメッセージをやりとりし、女性の恋愛感情を利用する「国際ロマンス詐欺」の手口で、覚醒剤の受け取り役に仕立てていた。
エボ容疑者は同法違反容疑でこれまでに3回逮捕された。