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共同通信
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東京都台東区の親族連続殺人事件で、2018年4月に姉=当時(41)=に不凍液に含まれる有害物質を摂取させ殺害したとして再逮捕された男が、父親(18年6月死去)の経営していた会社経費の使途を巡って姉から叱責されていたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。姉と会社の経営権などを巡って対立していたことも分かっており、警視庁浅草署捜査本部は関連を調べる。
男は細谷健一容疑者(43)で妻志保容疑者(37)と共に6日に再逮捕された。健一容疑者は姉美奈子さんが死亡した当時、父親が経営していた「ホソヤ産業」の従業員で、美奈子さんも都内の印刷会社に勤務しながら、ホソヤ産業の経理を手伝っていた。