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共同通信
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【パリ共同】旧ソ連モルドバとフランスは7日、パリで防衛協力協定を締結した。モルドバの親欧米政権はロシアからの決別姿勢を鮮明にしており、欧州の大国フランスと軍事面で連携を強化し欧米への一層の接近を図る。ロシアの強い反発は必至だ。
フランスのマクロン大統領とモルドバのサンドゥ大統領はパリで会談。マクロン氏はモルドバの「独立、主権、領土の一体性」への「揺るぎない支持」を確約した。
サンドゥ氏は「ロシアはデモの組織化やサイバー攻撃、さらにはクーデターの扇動でモルドバを支配しようとしている」と主張。マクロン氏は「フランスと欧州連合(EU)はあなたたちの味方だ」と応じた。