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共同通信
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【ロンドン共同】ノーベル平和賞を2022年に受賞したウクライナの人権団体、市民自由センター(CCL)のオレクサンドラ・マトイチュク代表(40)が国際女性デーの8日、ロンドンで記者会見を開き「勇気に性別はない。女性は自由のための戦いの最前線にいる」と訴えた。
マトイチュク氏は、民主国家において「女性は政府で決断できるし、軍で戦える。市民運動を展開できるし、戦争犯罪を記録できる」と強調。ウクライナに侵攻するロシアでは「女性は与えられた役割しか担うことができない。独裁的な政府が国民をどう扱うかを象徴している」と指摘した。
世界で女性がさらに政治判断に関与すれば「世の中は良い方向へ変わる」と述べた。「女性が国境を越えて互いを支え、結束を行動で示せば現状を変えることができる」と語った。
CCLはロシアの侵攻で市民らが虐殺されたウクライナ首都キーウ(キエフ)近郊ブチャなどで証言を収集。人権侵害を記録した。