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共同通信
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【ワシントン共同】11月の米大統領選で再選を目指すバイデン大統領は8日、東部ペンシルベニア州での選挙集会で、再対決が濃厚となった共和党のトランプ前大統領について「米国の自由を奪おうとしている」などと批判した。7日の一般教書演説の余勢を駆り、9日以降も南部ジョージア州や中西部ミシガン州などの激戦州で遊説を重ね、支持拡大を図る。
ハリス副大統領も8~9日に西部のアリゾナ、ネバダ両州を訪れるほか、閣僚らも各州を順次訪問。選挙運動に本腰を入れ、政権の実績をアピールする。陣営のスタッフも増員し、テレビやインターネットの広告にも6週間で3千万ドル(約44億円)を費やす。