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共同通信
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沖縄県うるま市の陸上自衛隊勝連分屯地に10日、今月新編される地対艦ミサイル部隊の車両が入った。車両を陸揚げした港や、分屯地への公道では配備に反対する住民らが集まり「軍事要塞化許さない」「配備やめろ」と抗議の声を上げた。
10日午前、分屯地には20台ほどの車両が入った。市民ら約150人が「市が発射基地になるミサイルNO」などと書かれたプラカードを、同市の中城湾港や分屯地周辺で掲げた。車両の前に座り込んだ市民らは、県警機動隊員に排除された。
勝連分屯地には地対空ミサイル部隊が配備されているが、地対艦部隊は沖縄本島では初。県内では宮古島駐屯地と石垣駐屯地に地対艦部隊が配備されている。